映画『ダンケルク』 初のIMAX体験。緊張の連続と押し寄せる安心感。
映画『ダンケルク』を公開日に普通の劇場の普通の2D シアターで観てきたわけですが、先日「やっぱりこれだけIMAXで観るべきと言われているわけだからIMAXで観よう!」と、大阪エキスポシティのIMAXシアターで再度鑑賞してきました。
映画館でクリアファイルもらいました☝
初 IMAX 体験。
再『ダンケルク』体験。
IMAXで観る『ダンケルク』が凄すぎて、観ながら「最高の映画体験ができて、わたしはなんて幸せなんだ!この時代に生まれてよかった!」と感動しましたので、IMAXで観た映画『ダンケルク』の感想について語りたいと思います。
1.109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXシアターについて
伝えたいこと、それは...
スクリーンが馬鹿でかい
わたしは、軽い映画好き程度の人間なので、70㎜フィルムとかIMAX上映とか、日本で唯一のレーザー式IMAXとか(エキスポにあるのがそれ)よく分かりません。でも、IMAXは本当に凄かった!
すべてのIMAXシアターがそうであるかは不明ですが、エキスポのIMAXシアターは馬鹿でかいスクリーン全体に70㎜のフルサイズ映像が映し出されます。ホームページによれば、ビル6階建てに匹敵するそうです。
想像してください...ね、馬鹿でかいでしょ?(笑)
そのスクリーン全体に映像が映し出される様は、まさに圧巻の一言でした。
前の座席のおじさまの頭がぽこっと出ていて、スクリーンに被ってたんですよ。そういうこと、ありますよね。でも、「まあ、たぶん、そのあたりは黒くなる部分だから...」と思っていました。否、黒くなる部分ではありませんでした。おじさまの頭が被っている部分にも映像が映っていました。「まじか⁉このでかいスクリーンをフル活用するのか‼すげえなIMAX‼」って心の中でつっこんでいました。まじで馬鹿でかい映像。(伝わるのか微妙な情報。)
それと、ここは音響も良いものを使用しているらしいです。正直、映画中、音は結構うるさくてびっくりしました。でも、音響が良いからなのか、その音の迫力とあいまってさらに緊張感のある映画体験ができたと思っています。「音がうるさい」と批評している方もいらっしゃるので、どう感じるかは人それぞれかなと思います。
2.IMAXで観た映画『ダンケルク』の感想
鑑賞中から鑑賞後にかけての感想はこんな感じです。
(以下、少しネタバレ含んでいます。)
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映像が大きくて、自分がまさにその場にいるみたいに感じる!
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最初からハラハラドキドキ、手に汗握る緊張感が続いて辛い。
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ちょっと休んでたらすぐハラハラさせてくるやん、辛い。
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民間船でやって来てくれた方々、みんな本当にありがとう!
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あぁ、やっと本土に還って来られた...!(号泣)
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クリストファー・ノーラン監督はこの体験を届けたかったのか...!
わたしはIMAXシアターで観る前に普通のシアターで観ていたので、その違いを顕著に感じることができました。やはり映像が大きい分、感じる迫力はけた違いでした。迫力ある映像と迫力ある音によって、そこから感じる緊張感は増し、映画のほとんどを張り詰めた状態で過ごしました。まさに、手に汗握る。そして、終盤、イギリス本土に還りついたことが分かると、これまでの緊張感がスーッと解け、圧倒的な安心感が胸に広がりました。「あぁ、やっと還って来られた...故国はなんて温かいんだろう...」と。涙が溢れました。
あぁ、クリストファー・ノーラン監督が『ダンケルク』で観客に味わってもらおうとしていたのはこれだったのか...!
と思いました。
普通の2D シアターでは、これほどの緊張感、そしてその後の安心感を味わうことはなかったのです。映画として楽しめましたが、個人のストーリーをほぼ排除して、かつ緊張感を持続させる作りになっているので、たいていの登場人物に感情移入はできませんし、起承転結がはっきりしているわけでもありません。したがって、わたしは初めて観賞した際(2Dシアターで)、地味な作品であるという印象を受けました。
しかし、IMAXで観ると、普通のシアターでは経験できない体験が待っていました。地味な映画ではなかった。この迫力に、この映像に、この作品に、(いい意味で)飲まれてしまった。
これは、IMAXで観ることを前提としてつくられた映画であって、IMAXでないとこの作品の本当の素晴らしさは評価できないのではないだろうか、とまで思ってしまいました。それほどまでに圧倒されました。
今回が2回目の観賞だったのでそのように感じたのかもしれません。ストーリーは概ね分かっていますから、引き込まれやすかったのかも。
3.最後に
When 400,000 men couldn't get home..., home came for them.
この英文のキャッチコピーが好きです。
homeという言葉が、映画を観終えた後、胸に沁みます。
クリストファー・ノーラン監督のサイン入りフィルムが飾ってありました☝
...と、いうわけで!他にも感想はたくさんあるのですが、今回は『ダンケルク』2回目をIMAXで観た結果、「IMAXすげぇやん‼‼」と興奮しすぎたので、その感動をお伝えしました(笑)
いろいろなブログ、レビューを読んで、「面白い」も「面白くない」もどれも興味深く、わたしもわたしなりに感想を伝えたいと思い、初投稿です。ちょっと映画好きなヤツがIMAX観たら興奮しすぎてブログ始めた、ということです(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。